調理場での仕事をした時のお話

膳に尾頭付きの料理
その中の一品、鯛の姿焼き
数が多買ったのでAM9時には、姿焼きの踊り串を打ち始める
いやに成る程　串打ちを　。。

まず最初に鱗を削ぎ落とす仕事から初めて
頭が左向きで　裏側に包丁を入れて内蔵を抜き
鉄の串を２本
手には軍手をはめて
鯛は、背びれや胸ひれなどで手を刺すと、赤く晴れ上がり痛いのと痒いのともう大変なんですよ。。

その日は一日中鯛の串を刺して
それから　背びれ、尾びれなどに化粧塩を付けて焼き始めます。。

終了すると洗い場に回されて　鍋なども洗い場に投げ込まれて
それを黙って洗うんですが　ときどきは嫌な先輩は熱い柄のまま
何も言わずに入れて来る人も居て。。

串刺しの仕事が終わって軍手を取ると両手は真っ赤です
そして　修行は
皿を洗いながらも、時々横目で包丁さばきを見ながら...
調理の仕事に就こうかなあと思案な日々のお話でした。。

　　　　
良い　一日に　なります様に　　

　　　　　今日も　一日　がんばりましょう